SEO女子会やりました。共通の特殊スキルが判明したよ

こんにちは、ひにしです。
先週の水曜日、インハウスから代理店まで、SEOを専業として仕事にしている女性を集めてSEO女子会を開催しました。「総勢15名の女性で話題はSEO」の会なんて正直想像もつかなかったのですが、非常に楽しく有意義な会となりました。

SEO女子会開始

10月8日、約2か月前から温めてきたSEO女子会。
ちなみに、私が何人かのお知り合いをお誘いした際に「ぜひお知り合いにお声がけくださいねー」とお話しした時の唯一の条項が「基本的に白い帽子の真っ当なSEOの人」だったのもあり、大手のインハウスSEOの方から、代理店の方、SEO女子といえばこの方！2001年からSEOをやってらっしゃるアユダンテの江沢さんなど、かなりの人数のSEOを専任としている女性陣にご参加いただくことができました。

女子会らしさを追求した結果、「表参道ヒルズ」で開催が決定。
（飲み放題にシャンパンがあって3時間も飲めたから・・では決してないですよ！）

ひにし自身、はじめましての方も多くいるので、幹事として頑張らねばと気を引き締めて参戦しました。到着してみると、THE女子会な華やかさが既にそこにありました。

キラキラしてる！

圧巻の15名！

この会のメインテーマがSEOであることを忘れそうな位の状況。この時点でかなり舞い上がってしまっていました。

canonical、パンダ、キーワード選定の進め方、クロール上限、共起語..、他の飲み会では聞けないキーワードが飛び交い、共通言語で多くの女性で盛り上がれるなんて、かなりの素敵空間でした。

そして、女子会開始後しばらくしてあることに気付きました。

 

「私、幹事なのに乾杯の音頭以降、なにも盛り上げるために頑張ったりしてない・・・・・・!!」

 

少なからず、はじめましての方が多い環境ともなると、名刺の交換が終わると話題が続きづらいこともありますし、女性だけという特殊空間、実は開催前はいろいろと不安な点もありました。

しかし、その時現場では以下の状況になっていました。

• 参加者全員がものすごいしゃべってる！！！
• 遅れてきた方の溶け込み方が3分以内！！！
• 自ら席移動をして多くの方と会話される方がめっちゃ多い！！！

総じて、「SEO女子はコミュ力が異常に高い」ということが判明した瞬間でした。

比較的大人数のしかも、初対面の方が多くいらっしゃる会において、こんなに幹事として楽だったことは未だかつて無い！と言い切れるほどでした。

SEO女子、見えてきた共通点

SEO女子はなぜこんなにも揃いも揃ってコミュニケーション能力が異常に高いのだろう・・・。見えてきた答えは、SEOという仕事の特殊性に関係していそうだねと、皆さんとお話ししました。

SEOという仕事は、何か提案をして終わりということはありません。
すぐに成果が見えづらい、費用対効果が非常に算出しづらい、開発の現場にとっては少し面倒な施策でも、勇気をもって提案して、実際に行って頂きPDCAを回していかなければなりません。しかも継続的に、様々なステークホルダーと根気強く続けていくことが大切です。

インハウスであれば、部署間の調整や継続的な関係構築、既にできているルールにSEOを盛り込んでいくなど、SEOの提案能力以上に調整力、巻き込み能力がとても重要です。
代理店、コンサル側においても、クライアント様へのわかりやすい説明や実装頂くためのデータや経験値、最新の情報をもつだけでなく実際に施行を継続的に進めてもらうための関係性の構築や日々のやり取り、上長の方などに対するフォローなどSEOだけではないスキルもかなり重要なものとなります。

SEO女子は皆さんそんな中で必死にがんばっているから、標準スキルのように、コミュ力が高めの装備になったのではないでしょうか。SEO女子、なんて鉄壁の装備。すてき

楽しいよ、SEO女子会

みっちり3時間、SEOの悲喜こもごもを語り合ったSEO女子会は大成功に終わりました。

「お手を拝借～」
唯一の心残りは締めの挨拶で、流れるようにお手を拝借してしまい、表参道ヒルズで一本締めを行ってしまい皆さんを苦笑させてしまったことです。完全に私の不徳の致すところでしたが、皆さんのおかげで非常に楽しい会となりました。

「女子同士でマウンティングし合っていたらどうしようと不安だったんです」と言っていた方がいらっしゃいましたが、私もそうなったら嫌だな～と内心不安に思っていました。本当に全然マウンティングとかも無く、和やかであっという間の時間でした。

というわけで、味をしめまして定期的にSEO女子会開催の予定です。
次回は来年1月辺りに、SEOあるあるを集めた「SEOカルタ」を用意して新年を祝う予定です。

**おまけ

参加者の中にこのブログを読んでくださっている方がいたのですが、（ありがとうございます！）
「あ、あの白いブログの！絵の！へー、私てっきり男性が書かれているんだと思っていましたー女性だったんですね。びっくりしました。」とお話されていて、もっとこのブログの女子力も高めていかなければならないなと痛感した次第です。